
近年、ライフサイエンス業界における承認申請業務は、紙から電子フォーマットの利用が主流となりつつあります。
eCTDに代表される電子形式での承認申請方式を採る国や地域は増加の一途を辿っており、規制当局が定める多様かつ複雑なルールに即した文書作成は、業界全体にとって大きな課題のひとつと言えるでしょう。
この過渡期にあって、皆様の承認申請業務をより多角的に支援すべく、イーサ株式会社は2018年6月、DocShifterとパートナーシップ契約を結びましたことを発表いたします。
DocShifterは、ベルギーを拠点とし、様々なドキュメント形式に対応したサーバベースの文書変換プラットフォームを提供しています。PDFレンダリングをはじめとする各種フォーマットへの自動変換、アーカイブ、管理を可能とする、画期的な単一プラットフォームです。
欧州を中心に、数々の製薬企業、さらには金融業界や自治体にも導入されています。
両社代表からのコメント
この度のパートナーシップ締結に際し、DocShifterのCEOであるGeert Van Peteghemとライフサイエンス部門のVice PresidentであるPaul Ireland、ならびにイーサ株式会社 代表取締役社長の面田康輔、三名のコメントを紹介します。
(写真・左から)面田康輔、Geert Van Peteghem
DocShifter CEO Geert Van Peteghem
イーサがこれまで培ってきた承認申請業務に関するスキルと、DocShifterのシステムが持つパワーとで、日本の製薬企業の皆様がより効率的な電子文書の作成・管理への道筋をつけるためのサポートが可能になると確信しています。
常にユーザーの方々へと寄り添い、的確なサービスやアドバイスをご提供する。ビジネスにおいてこうした姿勢こそが何より大切であると考えており、そして我々の強みでもあります。この度のイーサとのパートナーシップによって、私たちのサービスやプロダクトを日本の皆様へさらに近い距離からお届けできるようになることを、非常に嬉しく思います。
DocShifter VP of Life Sciences Paul Ireland
イーサとのパートナーシップをこうして発表することができ、大きな喜びと同時に光栄に思います。
世界中で利用されている私たちのプロダクトを日本の皆様へご紹介する機会を、イーサという最高のパートナーによって得ることができました。DocShifterの革新的な文書変換プラットフォームは、日本においても随一のものとして受け入れられることでしょう。日本のライフサイエンス業界のエキスパートであるイーサと共に、私たちはDocShifterがいかに正確で、費用・パフォーマンスの両面に優れ、かつユニークなものであるか、システムの魅力を皆様へお伝えしてまいります。
「より多くのことを少ないコストで達成する」、ライフサイエンス業界全体がこの目標を実現すべく努力を重ねているまさにこの今、面田さんや経験豊かなイーサのメンバーたちとパートナーになれたことを嬉しく感じています。
イーサ株式会社 代表取締役社長 面田康輔
アナログからデジタルへのパラダイムシフトのただ中にあって、日本のライフサイエンス業界に向けてどのようなサポートが可能であるか、数年にわたり検討を重ねてきました。
DocShifterを知ったのは、ライフサイエンス部門のトップを務めるPaul Irelandと以前より一緒に仕事をする機会があったことがきっかけです。10年弱の付き合いであり、信頼するビジネスパートナーのひとりであるPaulからDocShifterの紹介を受け、そのユニークさと将来性に大きな魅力を感じました。
DocShifterはシステムとしての正確性やコスト、業界でも随一のパフォーマンス、そして独自性が高く評価され、あらゆる規模の企業や自治体から支持されています。複雑な要求事項を満たした文書を作成しなければならない日本の承認申請業務においても、より少ないリソースで高いクオリティでの文書作成を望まれる企業の皆様にとって、DocShifterのスピーディーかつシンプルなプラットフォームは必ずや役立つものと考えており、今回のパートナーシップの実現を大変喜ばしく感じています。
DocShifter(ベルギー)公式サイト
http://www.docshifter.com/
DocShifter 日本公式サイト(近日公開予定)
http://www.docshifter.jp/